2019年「プラスチック資源循環戦略」が策定され、プラスチック資源の利用について「3R+Renewable」を基本原則とする取り組みが推進されています。
この基本原則に基づき、環境保護、資源活用といった課題に、様々な面から積極的に取り組んでいます。
国際化工の製品に、使い捨て製品はありません。すべての製品は、ハードな業務使用に耐え、長期間、美しく使える品質を担保。落としても割れにくく、耐熱性、耐薬品性などにも優れた素材を採用しています。また、「繰り返し使う」ための使いやすさにも工夫を重ねています。
より長期にわたり美しさを保つデュアルコーティング製品。
廃プラスチックは、各種のリサイクル方法により、8割以上が有効活用され、リサイクルできないものは、環境に配慮し適正処理されています。国際化工ではマテリアルリサイクルの一環として、使用済み製品や不良品、端材を再生する独自のリサイクルシステムを開発。業界随一の再生素材「エコメラミン」「スマートメラミン」を製品化しています。
2009年、製品ご使用先や、再生業者、材料メーカーのご協力を得て、使用済みメラミン製品のリサイクルシステムを開発。エコマーク認定を受けたエコメラミン製品(ミナモエコ・エコメラミン亀甲椀・モノクローム エコブラック)で採用しています。
更に、2019年、再生業者、材料メーカーのご協力を得て、工場から出る不良品や端材を再利用したスマートメラミンのリサイクルシステムを開発。エコマーク認定を受けたスマートメラミン製品(ゆ・ら・ぎスマートブラックとスマートグレー・両面水切りトレー&ハブラシスタンド・アルテ・スマートボーダー)が誕生しました。ご使用済み製品の引き取りの詳細は、「製品の引き取りの流れ」をご参照ください。
使用済み製品を回収し、リサイクルした製品。
自社工場の不良品や成形時の端材をリサイクルした製品。
食器の数が減らせるワンプレート食器や、使い捨てではなく繰り返し使えるランチプレートを使えば、原材料や、廃棄する食器の削減で、環境負荷を低減できます。また、過剰な梱包資材や衝撃吸収材を減らし、お客さまの元でのゴミも減らせるよう、簡易包装・簡易梱包を心がけています。
繰り返し使うことで、資源保護、環境保全に貢献します。
再生可能な資源作物パルプを含んだバイオマスメラミン食器や、紙を樹脂で補強するハイブリッド技術から生まれたラミネウェアを製品化。カーボン・ニュートラルや、森林資源の保護で「持続可能な社会」の構築に貢献しています。
バイオマスの一種、「資源作物」として栽培された木材パルプを15%含んだ製品。
紙を樹脂でラミネートする技術を使った製品。製品の54%が持続的に利用可能な資源の紙でできています。
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取り組んでいます。その一環として開発、製品化した環境対応製品(エコメラミン、スマートメラミン、バイオマスメラミン、ラミネウェア)は、海洋プラスチック問題の解決に向け環境省が進める「プラスチックスマート」キャンペーンに登録。自然と共生するサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。